高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の検査・治療

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繁田内科の診療案内

生活習慣病

生活習慣病の呼称はすっかり定着しました。ご存知のように糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などが含まれ、複数の危険因子の総称としてメタボリックシンドロームもよく使われる言葉です。また定期健診の結果表に特定健診・特定保健指導の該当、非該当の表記があったりでお馴染みのこととでしょう。

しかしながらご自身が生活習慣病になった場合、いったいどうしたらいいのか悩まれる方も多いかと存じます。まずは検査データの読み方、その意味するところから始めて、病気の程度の評価、そしてどの様に治療していくかまで丁寧に説明いたします。

薬が必要かどうかはお一人お一人で違います。薬を飲み始めると一生飲み続けなければならないと思い込んで治療開始をためらっている方もいらっしゃいますが、まさにケースバイケース、治療の個別化の時代です。あなたの納得のいく治療法を見つけましょう。

  • 糖尿病

    糖尿病
    • 糖尿病とはインスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする病気です。
    • 基本的に初期には目立った症状がないのが特徴。高血糖に伴う症状である喉の渇きや頻尿、体重減少は、持続する中等度以上の高血糖のために見られる症状です。足のしびれを心配して来院される方も多いのですが、これは慢性合併症の一つである神経障害が原因で、何年間も健診結果を無視して糖尿病を放置するとみられる症状です。糖尿病特有の合併症として、網膜症や腎障害も重要です。
    • ただし、1型糖尿病やある種の薬剤を使っているときには高血糖症状が急激に現れます。稀なケースですが注意が必要です。
    • 動悸、発汗、手指の震えなど、低血糖症状を心配して来院される方もありますが、基本的には低血糖を起こすような糖尿病治療薬を服用している際に起きる症状です。
  • 高血圧

    高血圧
    • 高血圧も特に症状はありません。血圧が140/90mmHgより高いと高血圧ですが、長年血圧が高い人は180/110mmHg(直ちに降圧剤治療開始を考慮すべきレベル)でも症状なく日常生活を送る方もいます。一般的には血圧が高くなると頭痛や頭重感、肩こりなどの症状がありますが特徴的ではありません。ただ、薬を服用して血圧が下がると症状が取れ、やっぱり頭が重かったのは血圧が高かったからかと納得することも少なからずあります。
    • 高血圧は生活習慣病で最も頻度の高い疾患です。認知度は高く塩分を控えれば有効ですが、なかなか実行できないことも特徴です。
    • 薬を飲み始めると一生飲まなければならないからと、服薬開始を先延ばしする人が多いのも事実です。
  • 脂質異常症

    脂質異常症
    • コレステロールが高い、中性脂肪が高いと言って、まずまったく症状はありません。
    • 20才代の若い時から異常を指摘される人も少なくありません。症状もなく合併症も起きていない段階から治療を開始する動機づけは難しく、扱いにくい病気です。
    • なかでも家族性高コレステロール血症は冠動脈疾患のリスクが高く、早期からの厳格な治療が必要です。
  • 高尿酸血症/痛風

    高尿酸血症/痛風
    • アルコールをよく飲む人だけではなく、飲まない人にも起きるので要注意。痛風患者の99%は男性です。また、最近は30才台で初めて発作を経験する人が最も多く、若年化する傾向があります。
    • 痛風の痛みは経験した人しか分からない激痛ですが、それだけではなく放っておくと尿路結石や腎機能障害が進行するので注意が必要です。

初めて糖尿病について
当クリニックを受診される方

当クリニックに初診の方は診療時間終了の30分前までにお越しください。
カルテ作成、問診票記入など事務処理、時に15分程度で結果の出る院内検査をしますので、
ご協力をよろしくお願いいたします。

  • 初めて糖尿病について相談される方

    • 健診などをきっかけに糖尿病の疑いがあると言われた
    • のどが渇く、体重が減った、など、糖尿病の症状があるようだ

    お手持ちの検査結果などお持ちください。数年間の健診結果があれば参考にさせていただきます。
    診察、検査、初回の指導など、30分から1時間程度かかります。少し時間の余裕を持ってお越しください。
    ※必ずしも食事を抜いてきていただく必要はありません。

  • すでに治療を開始しているが、転勤などで受診を希望される方

    可能であれば紹介状をお持ちください。薬局で渡されるお薬手帳でも結構です。
    実際に服用あるいはお使いのインスリン、注入器をお持ちください。
    また、インスリン治療をされ、血糖自己測定もされている方はお申し出ください。ご使用の器材について、対応させていただきます。

  • インスリン注射療法が必要と言われているが入院はできない方

    まずご相談ください。
    通院治療で無理のないようにインスリンを始める方法を説明いたします。納得された上ではじめましょう。

  • インクレチン(GLP-1受容体作動薬)の注射療法

    毎日打つ注射剤以外に週1回の注射で済む薬も出ています。
    注射薬での導入にためらわれる方も多いかと存じますが、体重に対する効果など好ましい特徴も有しています。
    適応などについて、ご相談ください。

大阪中央区にある
当クリニックへのアクセス

所在地
〒541-0042
大阪市中央区今橋3-2-17 緒方ビルB1
アクセス
地下鉄御堂筋腺「淀屋橋」駅中央部8番出口より東へ約150m
京阪電車「淀屋橋」駅15号階段より南へ約250m

診療時間

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休診日
水・土曜午後/日曜/祝日

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